Adriano Marco e Vittorio Ardi
アドリアーノ・マルコ・エ・ヴィットーリオ アルディ

わずかに麦わらが混じる濃いイエローで粘性は中等度強。 とてもアロマティックでゲヴュルツに似た雰囲気。ただ黄色い完熟したフルーツの香りが特徴的で、フローラルな印象は弱め。ハーブ少々。 アタックはまろやかだが、直ぐにアルコール感が出て来る。酸は硬めだが総量は少なめでフラットな味わい。 全体にチグハグな感じで香り以外は印象が薄い。 翌日、冷蔵庫でかなり冷やして飲んでみたところ・・・甘ったるい香りは消えアロマティックさが引き立ち、味わいも酸が引き立ちアルコール感が消え、ワインとして独り立ちした印象に。温度はかなり重要なのだと改めて実感。

フレッシュな香りに、桃や杏子、レモンのニュアンス。 微かな甘さと酸味のハーモニーが心地よく、辛口だけど口の中に豊かなマスカットの味わいが広がる感じ。 バターで炒めたエリンギとベーコンのサラダでコッテリと頂きました。

ドライなのに香りはマスカット、とても華やか。イタリアはこういうワインが多い。

モスカート・ビアンコ100％とのこと。マスカットって、ワインになってもそのまんまマスカットの香り・味が出ると思ってたけど… ブラインドで飲んだらソーヴィニヨン・ブランと答える自信あり❗