Du Rififi à Beaulieu Pineau d'Aunis Cot
デュ・リフィフィ・ア・ボーリュー ピノ・ドニ コー

今日飲みたかった赤はこっちのタイプです。 軽いけどグレープフルーツまではいかない、どこか危ういそんなやつ。 あぁこれ美味しい。

『正にスパイス&ハーブ的なワイン』 先日、家内が炊飯器ではなく、広口鍋で炊いたパエリアを作ってくれました。めっちゃ美味しかった！と感想を述べたら…今夜も作ってくれました。ありがたやありがたや。炊飯器で炊くタイプもいいんですけど、こうやって鍋で炊くと本格的でいいものです。味もさることながら、視覚的にも嬉しくなっちゃいますね。 そんでもって、僕は帰宅途中で夫婦が贔屓にしてる中津唐揚げの店で、骨なしミックス(モモ肉とムネ肉)を買って帰るわけです。 そんな、今夜のメニューは… ・パエリア ・唐揚げ ・夏野菜のトマトスープ です。そして今夜はフランスのセバスチャン・ボビネさんところのデュ・リフィフィ・ア・ボーニュー・ドニス・コ2011を開け放ってみようと思います。ピノドニスとコーが半分づつだそうです。色合いもちょっと薄めで、パエリアに合いそうな気がするんですけど…どうでしょう？ それでは香りの方から…ほぉ、やんちゃな香りがただよいますねぇ…腐葉土のような、そしてハーブ系の香りもしてきます。やんちゃな還元香の奥には、ほのかに黒果実系の香りも確認できます。それでは一口…おっ、味もやんちゃぶりを発揮してますねぇ。まず口に広がり、鼻を抜ける還元香、そしてスパイシーな味わい。後味にレーズンや紅茶のニュアンスと気持ち良い酸味。ほのかな渋みも心地良いです。 甘ったるさが全然ないせいか、食事との相性が抜群なんですね。シーフードを多用したパエリアにも合いますし、唐揚げとも相性がいいです。 スパイシーだけど薄旨系の美味さが口に広がるのがグッドです。スパイシーでハーブ系…まさにS&B系なワインかもしれませんね…なんてわけわかんない感じで〆たいと思います。