Duckhorn Vineyards Three Palms Vineyard Merlot
ダックホーン・ヴィンヤーズ スリー・パーム・スヴィンヤード メルロー

好みでした、美味しかったです。メルロ89%、カベルネ・ソーヴィニヨン6%、カベルネ・フラン2%、マルベック2%、プティヴェルド1%。酸味控えめ、タンニン豊かで、コーヒー、チョコ、鉄錆び、腐葉土、フルーツケーキ、赤系果実。フレッシュだけど、丸みがあってエレガントにまとまっていました。時間がたつと、キャラメル、ナッツ香をより感じて美味しかったです。

セクシーメルローの第1弾。 メルローらしい、優しく甘い口当たりでとても美味しかったです。

５本目はザ　カリフォルニアワインと言えるようなわかりやすいメルローワインでした。調べてみるとダックホーンはナパヴァレーの中心部であるセントヘレナの北にダンとマーガレットのダックホーン夫妻により1976年に設立。当時ブレンド用品種としかみなされていなかったメルローを主体にしたワインで大成功を収めました。メルローは今日に至ってもダックホーンを代表するワインとして評価を受けています。2009年に行われた、米国オバマ大統領の就任式昼食会にてこちらのソーヴィニヨンブランやダックホーンが手掛けるゴールデンアイのワインが供され、2010年には、ワイン＆スピリッツ誌にてワイナリー・オブ・ザ・イヤーにも選出されました。また同誌が発表するソムリエ投票によるレストランポールアワードＴＯＰ50ワイナリーにて09年より6年連続（2014年現在）でＴＯＰ５以内にランクインしています。スリー・パームス・ヴィンヤードはカリフォルニアでも指折りのメルローのシングル・ヴィンヤードとして知られる伝説的存在です。ダックホーンでは1978 年ヴィンテージからスリー・パームス・ヴィンヤードのワインを造り始め、2011年からはダックホーンがスリー・パームスのブドウの専売契約をしていましたが、2015年5月に長年の夢をかなえ、スリー・パームス・ヴィンヤードを買い取って自社畑としましたとのこと。ジャミーな味わいで私の好きなジンファンデルに近い味わいです。

スリー・パームス・ヴィンヤード・メルローはナパバレー北東部のセルビー・クリークからの流出土砂でできた扇状地に位置しています。 ダックホーンの設立間もない頃、その名を一躍知らしめたのがこのスリー・パーム・ヴィンヤードのメルロでした。 畑のなかに3本ヤシが生えていることから命名されたこの評価の高い畑はダックホーンの所有ではありませんが、リリース当初から今日までよきパートナーの関係にあります。 少ない土は砂利を多く含むので水はけがよく、葡萄は水と養分を求めて根を深く広く張ります。 日中に岩によって吸収された熱が夜間に放射されて、霜の降りる時期には葡萄の樹を守り、夏には果実の成熟を助けます。 1978年を初年ヴィンテージとして以来、このヴィンヤードから採れた葡萄のみで作られているフルボディのスリー・パームス・ヴィンヤード・メルローは、このヴィンヤードのユニークなテロワールを見事に反映しています。 試飲しました。 濃い色合い。 チェリーやスパイス。 タンニンしっかりで長期熟成型。 今飲むのではなく10年後以上後に飲みたいワイン。