フィレンツェから南に約20km、キャンティの生産地区のこの新しいファットリーアは、フィレンツェの西南西にあるリニャーノ・スッラルノというアルノ川左岸のキャンティ生産地区の丘陵地帯にある。農園名称は、近郊にあるヴィッラより名づけられた。二人の若者が設立したこの農園は、若さを象徴するテクノロジーを用いつつ、その土地に代々根付いている知識と技術との調和を目指し、大地に秘めた個性と、根付いた文化伝統を重要視し、新しいワイン生産の道を模索する。標高約300mの畑では、キャンティを構成する「そのもの」が育っている。畑の土壌は、程よく痩せた石灰質を含む粘土質土壌で、トスカーナの偉大なる赤の深いルビーレッドをもたらす。「コメント提供:株式会社 メモス」